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メドックのクリュ・ブルジョワ 格付け

格付けの役割とは?

格付けとは、ワインをその品質、評判、長期にわたる安定性に基づいて等級化するためのものです。ワイン愛好家の指針となると同時に、クリュの価値を守り、テロワールを評価・向上させる役割を果たします。この基本を踏まえながら、格付けについての理解を深めていきましょう。

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メドックのクリュ・ブルジョワ格付けについて、具体的に見ていきましょう!

考え方は非常にシンプルで、次の三つの主要な価値観を共有する生産者およびシャトーを結集させることにあります。

  • 品質を常に追求する姿勢
  • 責任あるブドウ栽培
  • 手の届く価格設定

この厳格な格付けは、5年ごとに、品質の一貫性と高い取り組み姿勢を示すメドックのワイン生産者を選出します。これらの生産者は、メドック各地のテロワールの多様性と地域の豊かさを表現する赤ワインを生み出しています。2025年時点では170のシャトーが選出されており、メドックのアペラシオンのうち、オー・メドックリストラック・メドックムーリマルゴーポイヤックサン・テステフの7つのアペラシオンに分布しています。

消費者にとっての確かな保証となるこの格付けは、公的機関により認定・管理されている一つの制度です。またこのラベルは現在、個性豊かな各土地に深く根ざした情熱あふれる約120戸のワイン生産者の共同体を形成しています。

三つの評価段階

そして、最終的にボトルに貼られたおなじみのラベルによって識別できる、次の三つの評価段階が設けられています。

  • クリュ・ブルジョワ
  • クリュ・ブルジョワ・シュペリュール
  • クリュ・ブルジョワ・エクセプショネル

ボルドーの他の格付けと
異なる点

クリュ・ブルジョワ格付けは、他のボルドーの格付けとは本質的に異なる制度です。

まず、格付けにはそれぞれ対象となる生産地域がありますが、ここではメドックに限定されています。

そして、透明性、独立性、生産者による集団的な取り組みを基盤として運営されています。

各シャトーは、持続可能で責任ある取り組みを証明する、国に認定された環境認証を取得していることを示さなければなりません。

評価方法は、専門家によるテイスティングと品質検査に基づいていますが、これは他の格付けでも行われている一般的なものです。

あえて他の格付けとの違いを挙げれば、それは「更新性」にあります。2020年以降、この格付けは5年ごとに見直される制度となりました。5年ごとに格付けシャトーを入れ替えるというのは、他の格付けと比べても明らかに頻度が高いと言えます。

最後に、関係する生産者数が、ボルドーのすべての格付けの中で最も多いのも特筆すべき点です。

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歴史の概要

ワイン史に詳しい方向けに、1932年から現在までの格付けの歩みを時系列に沿って詳しく見ていきましょう。メドックのクリュ・ブルジョワ格付けは1932年に始まりましたが、当初の目的は、飲みごたえのある手頃な価格のワインを生産するシャトーを結集し、共同かつ質の高い取り組みの基盤を築くことにありました。この使命は、現在に至るまで変わらず受け継がれています。

それでは、この格付けを理解するうえで役に立つ、重要な節目をご紹介します。

格付けの創設

メドックのクリュ・ブルジョワ組合の設立

「クリュ・ブルジョワ」の呼称が正式に認められる

メドックのクリュ・ブルジョワ初の公式格付け

メドックのクリュ・ブルジョワ初の公式セレクション

5年ごとに更新される格付けの第1回目の発表

5年ごとに更新されるメドックのクリュ・ブルジョワ格付け第2回目の発表

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